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お洒落で勇敢な飛行機乗りサントス・デュモン [本]

ベル・エポック(19世紀末から第一次世界大戦勃発までの
パリが繁栄した華やかな時代)のさなか、この時計
カルティエから友情の印として商品としてではなく、
贈り物としてサントス・デュモンにプレゼントされた。
今もカルティエの代表的なモデル ”サントス”として
この友情の産物はショーウィンドウの中で飛行人の
腕で輝く日を待ちわびている。

先のブログ
http://boar.blog.so-net.ne.jp/2010-08-14
で紹介したブレリオもこのサントスの好敵手であった。
そう彼、サントスは根っからの飛行機野郎なのである。
飛行船にはじまり、ドゥモワゼル(とんぼ)として彼の
お気に入りだった単葉機までざっと22号機
(8号機は存在せず、理由あり)。

国連に対して、あくまでも自由であるはずの空が
航空戦の場となることを嘆き、禁止の嘆願をしたが
無視された彼。

自分が何よりも大切にしたものが戦争の道具となりつつ
あることに絶望した彼は最後は自死してしまう。
だが彼が生きた時代、彼が夢見たもの、彼のチャレンジ精神
には学ぶべきものがある。

ブラジルで英雄の彼(ブラジル生まれ、パリ育ち)を我々
日本人はもっと知ってもいい。

唯一といってもいい、彼を紹介した本は、

空飛ぶ男 サントス‐デュモン

空飛ぶ男 サントス‐デュモン

  • 作者: ナンシー ウィンターズ
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2001/04
  • メディア: 単行本



Jr.にも彼の生き方の一端を知ってもらえたらなと思う。
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