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冷めやらぬ八ヶ岳の余韻に揺られ⑤ [非日常]

前回の訪問から2ヶ月、清泉寮新館に宿泊。今回はJr.の2才の誕生日を兼ねて。
DSC06330s-.jpg

一番寒い、この時期はすいている清泉寮です。
他の宿泊は、楽器演奏のGpと、バードウォッチャーの方々でした。

ここ八ヶ岳南麓は非常に深い森があり、そこに鹿の集団が生活している
のは、毎回の訪問で確認していました。距離にして、300mくらい
でしょうか、彼らもこちらとの一定の距離を保っているので安心して
牧草を食べていたのでした。

短絡的には言えませんが、彼らは幸せです。鹿害対策の
駆除もされていないようですし、高度1300mの清泉寮
周辺には、広大な牧草地が広がるだけで畑など、
鹿が荒らして直接農家の方に被害を与えるという関係性は
少ないように思います。

清泉寮に泊まると、ベランダ前の森から、真夜中「キャイーン」
(ウドちゃんじゃない)と鳴く声が聞こえてきたりします。
今回の訪問でも聞こえたので、急いでベランダに出て目を
こらすと、当然真っ暗闇なので何も見えず。持参したLEDライトで
照らすと、な、な、なんと木々の間で動く光が見えるでは
ありませんかっ!

この時の感情をどう表現したらよいかわかりませんが、
いままで距離を保ちながらお互い安全圏に包まれていた
雰囲気から一転し、距離が縮まる緊張感。よく目をこらすと、
2つの近接した点が上下に動く(首をおこしたり、たらしたり運動)
ので、かなり怖いというかぎょっとする瞬間。森の中で昼間に
野生の動物に遭遇したときも同じ感情ですが、夜、それも暗闇の
相手の全体像が見えない中、泣き声と目の動きで、多分鹿だろう
という予測。日常の生活ではちょっと体験できない、夏の
スリラーハウス以上のゾクゾク感を体験しました。

部屋でリラックスしていた妻を呼んで、興奮する私が、
「あ、あそこ、2つの点が上下するの、見えるでしょ」
という問いかけにも、
「あ~、あれね」
という感じの妻。
人によって感じ方はさまざまです。

これが鹿だという確証はないのですが、雰囲気は
伝わると思います。小さな光の点が鹿の目だと思います。
DSC06630s-.jpg

そして部分拡大、これが目の上下運動。
DSC06631s-.jpg

GW前には、この1年でメスを奪い合う為の武器として使ってきた
オスの角がポロンとかさぶたが取れるように落ちるそうです。それを狙いに
いきたいと思っています。
角の感じはこれ↓。
http://boar.blog.so-net.ne.jp/2010-12-19

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