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コドモの興味、オトナの視線 [育児]

先日の白駒池での出来事。
林がきれいだったし、ほっと一息ついてランチを取ることに。
でもJr.は目の前にあることに興味深々。
自分の背丈くらいのフランスパンの包みをみつけ、大好物のパンだと察し、手を伸ばしていた。
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久しぶりに人工物が目に入らない光景を目の前に興奮気味の私。紅葉時もきれいだが、夏の青空も
とってもゴージャス。
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池でボートに乗ることになり、一苦労して3人して乗船。
さぞかし、Jr.も興奮するかと思いきや、まわりの景色や、湖畔の木々などにはあまり興味を示さず、
水面をパシャパシャやっていた。
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コドモには子供なりの世界があり、興味があり、視線の行きつくところがあるんだな~と実感。

水木しげる氏は著書”のんのんばあとオレ”(1977 第1刷)のおわりでこう述べている。
一部抜粋だが、

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 少年時代というものは、考えてみれば短い期間である。だが、そのときは長く感じられ、まるで、べつの国に生きていたようだ。
 私の子どもは長女が高校1年生、次女が小学5年生である。私は子どもたちをときどきいなかへつれて行く。いなかの山や海は、もはやおとなになった私には、ただの山であり海でしかない。しかし、子どもたちはべつなものを見ている。私が子どもだったときに、驚きの感情をもって見たように。
 おとなはすべてのものを見なれてしまっている。しかし、子どもにとっては、すべてがはじめてのことなのだ。
 この新鮮な驚きのなかに、将来、おもわぬ新発明となる種がひそんでいるようだ。
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大人のそれを押しつけるのではなく、
コドモの興味、視線の先にあるものを大切にしたい。
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ひと夏の思いで [育児]

八ヶ岳で過ごしたひと夏の思いではJr.が成長したら、すべて忘れてしまっているかも知れない。
engawa cafeでヤギに向かって突進して、その後やさしく顔をなでなでして、周りの人を驚かせたり
清泉寮のレストランでパンを3つも食べたり、Rockではカレーをぺロリと食べてしまった。

少し長いドライブ、くねくね曲がったカーブが多かったが、ひとつも酔わなかったこと、そして白駒池
バックにまっ青な空の下、3人で記念撮影をしたこと。池の水が冷たくてとても澄んでいたこと。

その時々で楽しかったことを精一杯、身体全体で吸収して大きくなってほしい。
朝の寮でベランダ越しに朝霧が目の前を駆け抜けていった。今、願うことはただ、それだけなのかも知れない。

☆engawa cafe, 清泉寮,Rock,白駒池に関しては、上に記したそれぞれの青字のワードを左クリックすると、
  別のウィンドウが立ち上がり、情報が表示されます☆
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(面白)おかしなJr. [育児]

明け方、母が寝ているそばでのJr.
私と目が合う。

お気に入りのタオルを身体にまとい、
じっとこちらを見ている。

ちょっと、足をなでる、
ひょっとこみたいな顔をしてみる。

そうすると君は、
キャッキャ、きゃっきゃと笑った。

君は人の顔に足裏を持ってきた。
挑戦的だ!こちらがひょっとこ以上に変な顔をする。

またおかしくて、君は笑う。
そして足裏を置く。

4-5回、これを繰り返した後、気持ちが通じたという
サインで、お気に入りのタオルの端を私に差し出した。

それは、噛んでいいよ、の合図。
だと、受け取った。

噛んで、ひっぱると、
ウーと君は、吠えた。

えー?なんで。

(面白)おかしなJr.との1日が今日もはじまる。


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母と娘 浴衣での2ショット [日常]

品川のecuteでの出来事。
前から浴衣の母と娘の2ショット。
お子さんは小学生高学年か(一瞬だからかすかな記憶)。
どこかで花火大会があるのか、はたまた浴衣でのお買い物だったのか。
その光景があまりに新鮮で、まぶしくて、(ちょっと大げさですが)息を飲みました。

同時に、こういう光景を機会は少ないですが、日常として感じることができる日本という国を一段と好きになりました。(がっくりくることも多いですが)

何でよかったの~?という声も聞こえてきそうですが、あまり多くを語りたくは
ないですなぁ~。一言でいうと”仲むつまじさ”です。

話しは変わりますが、
太宰 治のきりぎりすの中の黄金風景を読んだことはありますか?
たった6Pですが、すこぶる良い文章です。太宰作品は好きになれないという方でも
ご一読後は、気持ちに変化が現れるかも。そんな内容です。

故太田静子さんと太宰氏との間に女児である太田治子さんがいらっしゃいますが、
治子さんも最も好きな文章と言っていました。
(と言われていたので、読んでみたわけです)

黄金風景の最後は、

-----
負けた。これは、いいことだ。そうでなければ、いけないのだ。かれらの勝利は、また私のあすの出発にも、
光を与える。
-----

で締めくくられています。すばらしいエンディングなんですが、
太宰氏は主人公がある光景を見て、感じたことを描写してみせています。
今日の親子の光景と一方は文字から読み取ることしかできない光景が
なんとなく近い印象を受けました。
ということで、ここに
黄金風景をご紹介しました。

よかったら是非ご一読を。

既に読んだことがある方は、ちょっとは気持ちをわかっていただけたかなっと。

Jr.が太宰作品に遭遇するのは、いつの日やら[野球]


きりぎりす (新潮文庫)

きりぎりす (新潮文庫)

  • 作者: 太宰 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1974/09
  • メディア: 文庫



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とうさん まいご [本]

Jr.を連れて、近くの図書館へ。
道すがら、夕焼けと今にも夕立になりそうな雲が現れ
細い路地の向こうに神社の夜店がちらりと見えたりして、
夏の夕方を自転車で満喫。

さて、図書館に到着して、本を返し、Jr.を床に。
ちょっと、こちらの方を向き、「あっちにいってもいい?」といいたげな顔。
こちらがJr.を凝視していると、それをOkと感じたのか、絵本コーナーの方へ。

一度もまだ来たことがないのに、何だかそこが自分の場所とわかっているのかな。
手が届く範囲の絵本を片っ端から、さわり、床に落とす。
それを私が拾う、戻すという繰り返し。
どうやら、自分が興味を持った本に手を伸ばしているのではなく、
どれでもいいご様子。

薄っぺらい本では物足りず、分厚い本で、重さを実感しているのかな。
本棚の森で、どうやら次は鬼ごっこをしたいらしく、いちもくさんに遠くの木の陰へ。
こちらが近ずくと、きゃっきゃいい出したので、これはまずいと、急いで五味太郎さんの
コーナーで、ばあっとみて、退散すべく借りてきて本が

とうさん まいご

ページがしかけ絵本となっており、視覚を刺激する内容。
またまた、私の好みで本を借りてしまった。

ページが半分だったり、くりぬいてあったり、△に切り取られていたり、
製本というか、業者さんは大変だったろうなと。

それにしても五味さんはすごい。
個人的には、長新太さんよりは親しみがある、というか今一番好きな絵本作家さんである。


とうさんまいご (五味太郎・しかけ絵本 (2))

とうさんまいご (五味太郎・しかけ絵本 (2))

  • 作者: 五味 太郎
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1983/08
  • メディア: -



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心の会話 [育児]

彼(Jr.)とは心の会話ができる、何の確信もないがそう感じている。

会話がない分、理解に苦しむことがあると思われるだろうが、だいたいは雰囲気でわかるし

彼の思い(それじゃなくて、本当はあっちが食べたい、のどが渇いたんだなぁ~[ビール]など)を私が理解したときに
見せる彼の笑顔は何ものにもかえがたい。

笑顔は一瞬でお互いの距離を身近にする魔法を秘めている。
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はじめまして、海 [育児]

ママに身体を支えてもらい、水がいっぱいあるところに行ったよ。
  足は、いつもの砂場よりもヌルヌルしていた。

水はこっちにきたと思ったら、またあっちにいった。
  上からも水がふってきたから、もっとあそんでいたかったけど、部屋に戻ったよ。

保育園で今日はともだちは水でじゃぶじゃぶしていた。
  だけど、ボクは今日は入っちゃだめみたい、さびしいなぁ。

楽しそうな声がいっぱいきこえたから、思わず手首をぐっとかんじゃった。
  また、あの水がいっぱいなところにいきたいな。
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一緒にたべると [育児]

一緒にたべると
 きみはとてもうれしそう

一緒にたべると
 仕草もいろいろ

一緒にたべると
 いろいろな食材を私の手から食べる

そのうちきみは足を私の膝に乗せて、安心したように食事をする

いろいろな形の食材を手にとり、哲学者のような表情で見つめるきみの
顔をみるのは
楽しいものだ
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森永乳業 贅沢妄想キャンペーンとは? [キャンペーン]

森永乳業さんが 贅沢妄想キャンペーンを実施中です。
http://www.zei-taku.com/gallery.html

早い話しが、100万円を差し上げるので、自由にお使いくださいっ。
だから面白いアイディア出してね。

という企画です。

私の2件応募しました。

ブログ上で厚かましいお願いですが、賛同いただける方は、是非ご協力ください。

以下が手順です。
① http://www.zei-taku.com/gallery.html にアクセス
② 右上の検索に mamimuと打ち込む
③ 6/28がウイスキー、6/30が果実の画像。この2件を私が応募しました。
   それぞれをクリックして開き、下部の投票するをクリックしてください。

現在クリック数トップは5000クリックを超えています。
8/15まで投票可能です。審査は投票数だけではなく、内容ももちろん吟味されるようです。
まあ、内容勝負と腹をくくり、個人目標は各300クリックです。
(まだクリックは一ケタ、トホホ、、、。)

※お使いのPCからは1日1クリックしかできません。2度クリックしようとするとメッセージが
  でます。是非1回だけとは言わず、何度かクリックしていただけるとうれしいです。

ウィスキーのアイディアはなかなかいけていると思っているのは私だけ?

では、どうぞよろしくお願いします。
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海があるということは 川崎 洋詩集 [育児]

スマイルさんの親と子の絵本ルームで川崎 洋さんの詩集を知りました。

Jr.の名前とも縁のある
 海を思わないとき

 海があるということは

の2つの詩集を読んでみました。

海があるということは の中の <海> は気にいった詩の1つです。

 
 訪れた夏をむかえて
 海は
 光の祝祭のような
 きらめく銀の波でこたえる

 あなたは
 ゲーテのこんな言葉を
 思い出さないか?
 <人間は海のようなものだ
 それぞれ違った名前を持っていても
 けっきょくは
 ひとつづきの塩水なのだ>

国と国、民族と民族、宗教と宗教
世界に紛争は絶えないですが、
ひとりひとりが本来はひとづづきなんだと
いうことを川崎さんはゲーテの言葉を借りて表現したかったのだと思います。

1930年生まれの平和憲法をこよなく愛した方の重い言葉です。


 
海があるということは―川崎洋詩集 (詩と歩こう)

海があるということは―川崎洋詩集 (詩と歩こう)

  • 作者: 川崎 洋
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本



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