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海があるということは 川崎 洋詩集 [育児]

スマイルさんの親と子の絵本ルームで川崎 洋さんの詩集を知りました。

Jr.の名前とも縁のある
 海を思わないとき

 海があるということは

の2つの詩集を読んでみました。

海があるということは の中の <海> は気にいった詩の1つです。

 
 訪れた夏をむかえて
 海は
 光の祝祭のような
 きらめく銀の波でこたえる

 あなたは
 ゲーテのこんな言葉を
 思い出さないか?
 <人間は海のようなものだ
 それぞれ違った名前を持っていても
 けっきょくは
 ひとつづきの塩水なのだ>

国と国、民族と民族、宗教と宗教
世界に紛争は絶えないですが、
ひとりひとりが本来はひとづづきなんだと
いうことを川崎さんはゲーテの言葉を借りて表現したかったのだと思います。

1930年生まれの平和憲法をこよなく愛した方の重い言葉です。


 
海があるということは―川崎洋詩集 (詩と歩こう)

海があるということは―川崎洋詩集 (詩と歩こう)

  • 作者: 川崎 洋
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本



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