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万骨枯る [日常]

一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
大変お世話になっている方から聞いた句である。

一人の将軍の輝かしい功名の陰には、
多くの兵士の痛ましい犠牲があるということ。
指導者・代表者ばかりが功名を得ることを嘆く言葉。
功名を徒(いたずら)に指導者だけのものとする
ものではないという解釈。

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デジタル + 一眼 の記憶 [日常]

吾輩は、ソニー製のデジタル一眼である。
名前はNEX-5という。

DSC00051s-.jpg

NEX-5に装着してあるのは、
フォクトレンダーのカラースコパー21mmF4
レンズフード付き
http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/v-lens/v-l-m/l-21/index.html

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都会は森の恋人 [日常]

この前のブログで取り上げた栃の実だが、
いただいてから3日が経過、徐々に水分が抜け、色も黒ずんで
きた。早く植木鉢植えなければとは思っているが、
都会では土すら容易に手に入らない。
情けない話しだが、明日にでも園芸ショップなどで
買ってこようかと思う。

今回、栃の実を手の上で感じながらあるプランを思いついた。
里親になって苗を育てて、それを森に返す
ことがひとつのムーブメントになれば
楽しいなということである。都会生活者が森と繋がる
(森は海の恋人 by畠山重篤さん の都会版)
きっかけにもなる。

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母と娘 浴衣での2ショット [日常]

品川のecuteでの出来事。
前から浴衣の母と娘の2ショット。
お子さんは小学生高学年か(一瞬だからかすかな記憶)。
どこかで花火大会があるのか、はたまた浴衣でのお買い物だったのか。
その光景があまりに新鮮で、まぶしくて、(ちょっと大げさですが)息を飲みました。

同時に、こういう光景を機会は少ないですが、日常として感じることができる日本という国を一段と好きになりました。(がっくりくることも多いですが)

何でよかったの~?という声も聞こえてきそうですが、あまり多くを語りたくは
ないですなぁ~。一言でいうと”仲むつまじさ”です。

話しは変わりますが、
太宰 治のきりぎりすの中の黄金風景を読んだことはありますか?
たった6Pですが、すこぶる良い文章です。太宰作品は好きになれないという方でも
ご一読後は、気持ちに変化が現れるかも。そんな内容です。

故太田静子さんと太宰氏との間に女児である太田治子さんがいらっしゃいますが、
治子さんも最も好きな文章と言っていました。
(と言われていたので、読んでみたわけです)

黄金風景の最後は、

-----
負けた。これは、いいことだ。そうでなければ、いけないのだ。かれらの勝利は、また私のあすの出発にも、
光を与える。
-----

で締めくくられています。すばらしいエンディングなんですが、
太宰氏は主人公がある光景を見て、感じたことを描写してみせています。
今日の親子の光景と一方は文字から読み取ることしかできない光景が
なんとなく近い印象を受けました。
ということで、ここに
黄金風景をご紹介しました。

よかったら是非ご一読を。

既に読んだことがある方は、ちょっとは気持ちをわかっていただけたかなっと。

Jr.が太宰作品に遭遇するのは、いつの日やら[野球]


きりぎりす (新潮文庫)

きりぎりす (新潮文庫)

  • 作者: 太宰 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1974/09
  • メディア: 文庫



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