Jr.の目にしかと映った ―おなら本― [本]
それにしてもすさまじい絵である。
はじめのページのさつまいもの描写が絶妙。
栗おやじの顔は栗似。
なんて愉快なんだ。
次のページの孫を連れた祖父らしき人はなんと、孫とペアでおなら。
たぶん、冷たいかき氷とあんず飴、ダメ押しにたこ焼きを食べて、
胃の中は、自然とおなら発生器へと変化したのかも知れない。
そんな独自の想像も絵本ならでは。
いつもはこれでもかっ!と同じきかんしゃトーマス本を持ってくるJr.だが、
今日は寝る前に、このおなら本を読んでくれと何度もせがまれる。
今日、学んだことは、本には、
いもくって ぶ
くりくって ぼ
あるいて び
すかして へ
と書いてある、がだ、そのまま生真面目にその通りに読む必要なない。
Jr.は、おしりに手をやって、こっちが、ブぅ~とかプっとか言えば
おならのことと理解して、一緒に口真似をしてブぅ~とかプっなど言うのである。
多分おならを音で理解しているのだと思う。
つまり、これらの音なら、おならのことだと理解するのだろう。
今日は2回目に読んだ際に杓子定規に、書いてある通りには
読まないでミタ。
全部 ブぅか、プっでやってみた。
こんな具合。
いもくって ぶ →いもくって ブぅ
くりくって ぼ →くりくって プっ
あるいて び →あるいて プっ
それにしても絵もしかり、言葉もまたまた巨匠谷川俊太郎氏
なので、驚きに満ち溢れたフレーズ満載であった。
絵:飯野和好氏について
http://www.ehonnavi.net/author.asp?n=136
たぶん一度は見たことがある、絵柄の作者ではないだろうか。
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