こんなに楽しい体験なら　：いのししパパの育児スケッチ：SSブログ

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こんなに楽しい体験なら　　[育児] [編集]

こんなに楽しい体験なら、何度もトライしたいと思ったのは
園にいたときまでて、家に帰ってきてからは、やはりドット
疲れがでた。何のことだか？だと思う。
実は先日、Jr.がお世話になっている保育園の、保育士
１日体験をさせてもらった。

いつもは送り迎えなど、限られた時間でしか垣間見ることが
できなかったJr.の保育園での生活をじっくり
見せていただくことができた。

１．公園への散歩
すぐ横にある公園への散歩だが、歩道には、大人も歩いているし、
園児たちは手をつないでいるので、じゃまにならないか結構
気を配る。公園でも、歩道に飛び出すんじゃないか？全員いるか
など広範囲に走りまわる子供の笑顔を感じつつも、結構
緊張のヒトトキ。

２．昼食
へ～、こんなに手が込んでいるものを食べさせてくれるのかと
いうのが率直なところ。調理室は一部ガラス張りなので、
もくもくといつも準備していただいている調理の方を見る機会は
あっても、その方々の苦労というか、日々努力されていると
いうのは、作られている物を目の前に見て、また味わってはじめて
身として体感できたんじゃないかと、、、。

３．昼寝
個人的には、この時間が体験のクライマックス。
大人数の園児が部屋でお昼寝する姿は圧巻。
えっ、もう寝ちゃったの？という子もいれば、なかなかお昼寝
しない子もいたり、（背中を）トントンしてという子もいれば、
トントンしないでという子まで千差万別。ポイントはここじゃあ
なくて、大勢の天使たちの寝入る空間はまさに
ピースフル。あんまり好きな言葉ではないが、癒しの空間。
子供たちの寝入る姿を見て、こちらもウトウト、寝ちゃ～、
いないけど。

４．おやつ
おやつも熱を通してあるもの（焼き物）、のど越しの感覚を楽しむもの
味覚を楽しむもの（ゼリー）とちゃーんと考えられていた。

５．プレイタイム
好きに玩具で遊んでもらう時間。あれ、食前と用意されている
おもちゃが別の種類になっている。多分飽きさせないようにという
園の配慮だと思う。同じ玩具が部屋全体に配置されている
のではなく、コーナーコーナーで、読書だったり、パズル形式の
ものだったり、組み立て形式のものだったり。
一番人気はパズル形式のコーナーだったが、数に限りがあり
参加できる園児人数の制限もある。子供が遊びたいという
気持ちと、数の問題で、すべての気持ちに１００％応え
られないのは致し方ないなと思ったり。人気コーナーゆえ
Jr.はなかなか参加できない様子。

この頃から、何でパパはずっと園にいるのだろうという
疑問が沸いてはきていたのだろう。でもいるんだったら、
じゃんじゃん甘えちゃえ的な動作が頻繁に見られるように
なった（おんぶやこちらの顔を覗き込む動作、いつもは
覗きこむことなどないのだが、、、）。

６．クロージング
最後に園長先生としばし、トーク。
２つのキーワードが脳にインプットされた。
１つは命を預かるという気持ちで仕事をされていると
いうこと。特に幼児を預かっていただくので、当然かも
知れないがポイントはそこではなくて、命ということを
感じて接する職業なんだということ。子供と遊べて
いいですねぇ的なことを言われる親がいるようだが、
１日体験をすると考え方も変わると思う。

もう１つは、壊すことからはじまるというメッセージ。
親はどうしても、制作を経て、完成する仕上がりの
いい造作物（たとえば絵だったり工作だったり）を
期待して、なかなかいい感じの仕上がりだと、もしか
して我が子はセンスがあるのか？と思っちゃったりも
する。でも大切なのは完成品ではなく、逆に壊すことが
できる環境が少しでもまわりにあるかどうかという点。
壊す繰り返しが、仕舞には、納得がいくものが
できたりもするんじゃないかと。置き換えて考えると、
よく映画やドラマにある、陶芸家が作品を壊すシーン
なんて、まさにそのものである。

積み木なんかで、親が塔など建てても片っ端から
壊していくJr.。あーあーあーと思っていたけど、今度からは
どんどんやれっと思えるかな？

ということで少し長くなったが、とてもいい経験ができた。
保育園のみなさん、どうもありがとうござました。

2010-12-29 01:03 nice!(0) コメント(2)
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